うになるかということで、かなりの懸念を持って必ず出席する。彼らに対しては、会議に出席する前に十分な準備ができるように、私の方から前もって様々な報告書を手渡しておく。一旦、この常任委員会で決定が下りると、その後の私の任務は、その決定に対するフォローアップと完遂(follow−through)ということになる。まず私が何を考えるかというと、その職員にはどういう罪があったのか、どういう悪ことをしたのかということである。次に、実際に罪を犯した、腐敗のあったよくない職員に対する罰則がどういうものであるかを調べる。もしもその人に対して与えられた罰が余りにも寛大すぎるというふうに感じると、私はハッピーではないので、そのことを官房長官に言って、より重い処置を与えてもらう。そういう形にして、できるだけ適切な改善措置がとられるように私が見ているわけである。なぜ、こういう形でうまく苦情処理が進んでいるかというと、「行政苦情に関する常任委員会」があるお陰である。私が居るからではなく、この常任委員会があるからである。この常任委員会は、非常に力があって、いろいろのことを決めていくことができる。「行政苦情に関する常任委員会」の機能は、まず最初に、国民の苦情処理システムの施策を作り上げることである。次に重要なことは、各関連省庁の長にこの常任委員会に出席させて、それぞれの苦情やいろいろな状況の具体的な説明をすることである。そして最後に、ここは非常に重要であるが、関連省庁に対して苦情の出た問題に対する是正措置を即刻とるように命令することである。私の権限はというと、私は、多くのファイルに目を通して、個人の関係職員などに面接するわけであるが、大抵の場合、答えはこのファイルの中で見つかることが多い。